時事通信 / 2020年10月9日 20時54分
【北京時事】中国外務省の華春瑩報道局長は9日の記者会見で、中国側が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張するためウェブ上に開設した「デジタル博物館」に日本政府が抗議したことを受け、「釣魚島は中国固有の領土だ。日本側にあれこれ言う権利はない」と反論した。
一方、沖縄県石垣市は1日、尖閣諸島の住所地の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更。華氏は「日本側が『改名』で中国の領土・主権に対する挑発をたくらんでも不法で無効だ。釣魚島が中国に属する事実は変えられない」と主張した。
[時事通信社]