今年から始まった「スポーツの日」その由来や歴史とは
日本の祝日は年間16日あるとされていますが、2020年からある祝日の名前が改称されたことをご存じですか? 10月の第2月曜日にある「体育の日」が「スポーツの日」になりました!
2020年に限り7月24日が「スポーツの日」として祝日に。なぜ今年だけスポーツの日が移動したのか、スポーツの日の由来や歴史と一緒にご紹介します♪
スポーツの日が7月に移動したのはなぜ?
今年の7月24日は金曜日、前日の7月23日は海の日でこちらも祝日。7月の第3週は4連休でしたね。あることのために4連休にする必要があったのですが、想像がつきますか?
そう、東京オリンピック開会式前後の日を連休にするためでした。通勤や通学の混雑を抑えて、要人警護や選手の移動に対する交通規制をやりやすくすることを目的としていました。ちなみに、閉会式前後の日程も、山の日が8月11日から8月10日に移動したことで3連休となっています。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、東京オリンピックは延期。移動された祝日は混乱を避けるためにも、元に戻さず、変更されたままとなるそうです。
スポーツの日の由来と歴史
スポーツの日は2019年までは「体育の日」でした。1964年10月10日に開催された東京オリンピックの開会式が行われたことを記念し、1966年に「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを目的に制定されました。2000年からは「ハッピーマンデー制度」が適用され、10月の第2月曜日になりました。
なぜ「体育の日」から「スポーツの日」に改称されたかというと、体育というとどうしても学校の授業をイメージしてしまいますよね。国民のみんながスポーツを楽しめる日という意味をわかりやすくするために、「スポーツの日」と改称されたのです。
東京オリンピックのため7月に移動になったスポーツの日ですが、元の10月第2月曜日に戻る予定です。ただ、オリンピック延期に伴い、今年移動したスポーツの日・海の日・山の日は来年も移動される見通しです。延期になったことは悲しいですが、連休が増えるのはちょっとうれしいですよね♪
最終更新:8/1(土) 13:00
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